口腔・鼻腔・気管内吸引の吸引圧
吸引は口腔内や、鼻腔内の痰や血液などを体外に排出するために行われます。
この吸引時に気道に傷がつくことを防ぐために、吸引圧は以下を目安にするようにします。
・口腔内 → 100~150mmHg
・鼻腔内 → 80~120mmHg
・気管内 → 150~200mmHg
鼻腔内が一番弱い吸引圧となり、次に口腔内となり、一番強いのが気管内吸引となります。それぞれについて、出来れば数値も合わせて覚えるようにしましょう。
口腔・鼻腔・気管内吸引の吸引圧覚え方は?
口吸引の秘薬から秘薬ご自由に。(100~150mmHg)
鼻吸引はハチ自由に。(80~120mmHg)
気管吸引の秘薬ご自由に飛躍。(150~200mmHg)
以上で、口吸引、鼻吸引、気管吸引それぞれの吸引圧の数値を覚えることが出来ますよ!「秘薬」と「飛躍」は「100」を表していますので、出てくる回数がちょっと多いですが区別して覚えるようにしてみてください。