フィンクの危機モデルとは?
フィンクの危機モデルは危機の過程と、各過程で援助者がするべきことを示したものです。
試験対策としては、過程の順番がどうなっているのかを把握する必要があります。順番は上のマンガの通り
「衝撃(衝撃)から防御!(防御的退行) 商人が(承認)敵だぉ(^O^)/(適応)」
で覚えられます。
更に余裕があれば、各過程の特徴や援助についてもざっくりと把握しておきましょう。
段階1 衝撃
特徴 ⇒ 気が動転し、パニック状態に。
援助 ⇒ 安全に保護して、温かく静かに見守る。
段階2 防御的退行
特徴 ⇒ 現実逃避をして、希望を抱いたりする。
援助 ⇒ 現実に直面させないように、否定することの無いようありのままを受け止める。
段階3 承認
特徴 ⇒ 悲しみ、抑うつ、怒りなどが生じる。
援助 ⇒ 本人自身が問題解決できるように支援する。
段階4 適応
特徴 ⇒ 新しい自己イメージを確立する。新しい価値観を見出す。
援助 ⇒ 努力したことや、その成果をフィードバックし、本人に達成感をもたらし動機づけを促す。
以上が段階ごとの特徴と援助です。
段階を覚える方法は繰り返しになりますが…
「衝撃(衝撃)から防御!(防御的退行) 商人が(承認)敵だぉ(^O^)/(適応)」
でOKです。