熱傷深度(熱傷の分類)とは?
皮膚のどの層まで、受傷が及んでいるかを分類したもの。
Ⅰ度~Ⅲ度で表され、数字が大きくなるほど重い熱傷となる。
Ⅰ度では?
深さ ⇒ 表皮
症状 ⇒ 発赤・疼痛
Ⅱ度では?
・浅達性Ⅱ度
深さ ⇒ 真皮浅層
症状 ⇒ 水泡・発赤・強い疼痛
・深達性II度
深さ ⇒ 真皮深層
症状 ⇒ 浅達性II度とほぼ同じ。水泡形成しないこともある。知覚鈍麻。
Ⅲ度では?
深さ ⇒ 皮下組織
症状 ⇒ 白く乾燥。炭化。壊死。植皮が必要。無痛。
*Ⅲ度は一番重い状態ですが、痛みは無いので意識的に覚えましょう。
覚え方は?
症状についてはⅠ~Ⅲ度にかけて段階的に重くなるので、感覚的に覚えておけばOKです。そのため、皮膚の順番を確実に覚えるようにしましょう。
ひょー!(表皮) 戦争(真皮浅層)の真相(真皮深層) 悲観組織(皮下組織)
で皮膚の順番を覚えてみてください。