意識レベルの評価法
意識レベルの評価法には、
○ジャパン・コーマ・スケール(JCS)
○グラスゴー・コーマ・スケール(GCS)
以上の2種類が代表的なものとなります。
この評価法を用いることにより、患者の意識レベルの程度を判断することが出来ます。
ジャパン・コーマ・スケール(JCS)とは?
刺激(呼びかけを行う、痛みを与える)に対する覚醒と反応により、意識レベルを評価する手法。簡単に行える評価法のため、緊急時に利用されることが多い。
3-3-9度方式(さんさんくどほうしき)とも呼ばれる。
グラスゴー・コーマ・スケール(GCS)とは?
開眼・言語反応・運動反応の3要素について点数付けを行い評価する手法。
開眼…呼びかけ等で開眼するか?等
言語反応…発声できるか?会話ができるか?等
運動反応…四肢を動かせるか?痛みに反応するか?等
覚え方は?
意識レベルの評価法として代表的な2種をまとめて覚えましょう。
ジャパン!(ジャパン・コーマ・スケール) グラッ! すごーっ(グラスゴー・コーマ・スケール) 意識を保て!(意識レベル)
で覚えてみてください。