急性腎不全の症状と食事療法
急性腎不全になると高窒素血症により嘔気、嘔吐が見られます。
その他には、
・血清Kが上昇する。
・代謝性アシドーシスに至る。
・BUN(尿素窒素)、Cr値(クレアチニン)が上昇する。
などの症状が見られるようになります。また、これらの数値の上昇により診断も行われます。
その他の治療と並行して、以下のような形で食事療法が行われます。
・低たんぱく
・高カロリー
腎前性腎不全である場合は補液療法を、
腎性腎不全であれば速やかに透析療法を、
腎後性腎不全である場合はまず腎エコーで閉塞部位を確認します。
治療によっても腎臓の機能が回復しない場合は、慢性腎不全に移行することが考えられます。
急性腎不全の症状と食事療法の覚え方は?
腎不全ケブンクレ(K、BUN、Cr)が上がったよ。
毎食低たんぱく、高カロリー。
以上の形で、急性腎不全の症状と食事療法をまとめて覚えてしまいましょう。