ネフローゼ症候群とは?
高度の蛋白尿、低蛋白血症、高脂血症を来たします。
低蛋白血症から血中の水分量が減り浮腫(むくみ)がみられます。
診断は、
・蛋白尿 1日3.5g以上
・アルブミン濃度が3g/dl以下
で診断されます。また、高コレステロールも参考にされます。
食事療法では塩分制限と、高カロリー食を摂る必要があります(高蛋白食の摂取については、現在では否定的な見解が多いようです)。
ネフローゼ症候群の診断基準の覚え方
むくんだ(浮腫)、ネフローゼ。
タン3.5以上(蛋白尿3.5g/日以上)、アル3杯以下(アルデミン3g/dl以下)でコレ高っ!(高コレステロール)
これでネフローゼ症候群の診断基準をまとめて覚えてしまいましょう。
特に数値は覚え辛いと思いますが、両方とも「3」という数字は共通しているので、どちらに「.5」がつくのか意識すると覚えやすいと思いますよ。