コクサッキーウィルスを原因とする小児疾患
コクサッキーウィルスを原因として起こる小児疾患は下記のとおりです。
①ヘルパンギーナ…発熱と口腔粘膜の水泡などが見られる。
②手足口病…口腔粘膜や手足に水泡、発疹などが見られる。
③無菌性髄膜炎…発熱、頭痛、嘔吐の症状が見られる。
以上はいわゆる、“夏風邪”とも言われます。
このように“夏風邪”の症状の多くは、コクサッキーウィルスを原因としているとも言えます。
特に多いのがヘルパンギーナになりますので、3種を覚えるのと合わせて抑えておきましょう。
コクサッキーウィルスを原因とする小児疾患3つの覚え方は?
告るサッキー(コクサッキー)。ヘルパー(ヘルパンギーナ)の手足(手足口病)ムキムキスイマー(無菌性髄膜炎)。
これで、コクサッキーウィルスを原因とする小児疾患を3つまとめて覚えてしまいましょう。「ムキムキスイマー=無菌性髄膜炎」はちょっと強引ではあるのですが、「ムキ(無菌)」と「スイマ(髄膜炎)」を思い出せるように意識的に繰り返してみてください。