ビタミンB12の働きと欠乏症状
ビタミンB12、葉酸は共に、水溶性ビタミンに分類されビタミンB12はシアノコバラミン、ヒドロキソコバラミンと表示される場合もあります。
*ビタミンB12、シアノコバラミン、ヒドロキソコバラミンは全てコバラミンの一種。
主な働きとしては
・赤血球
・核酸
の生合成です。
主な欠乏症は、巨赤芽球性貧血(きょせきがきゅうせいひんけつ)となります。
巨赤芽球性貧血は、貧血の一種でビタミンB12・葉酸の欠乏で正常な赤芽球が産生されなくなる状態になります。
葉酸は巨赤芽球性貧血の他に神経管閉鎖障害も欠乏症状となります。
試験対策としては、主な働き2つと欠乏症状を確実に覚えておきましょう。
ビタミンB12の働きと欠乏症状の覚え方は?
バーイ、ジュニア!(B12)
せっかくさー(赤血球、核酸)、今日赤飯急に(巨赤芽球性貧血)用意したのに…
今回はビタミンB12と葉酸を同時に覚える形にしています。ビタミンB12と葉酸は働きと欠乏症状が被ることが多いためですが、上記の語呂にも入れていないもので葉酸の欠乏症状として神経管閉鎖障害がありますので注意しましょう。