高張性脱水(水欠乏性脱水)の原因と症状
高張性脱水は発汗、水分の不摂取等により体内の水分が不足し起こる脱水です。
脱水は、水分とナトリウムの喪失の程度により分類されますが、高張性脱水は上記説明のとおり水分が喪失したものとなります。
症状としては、
口渇、乏尿、尿比重上昇、血清Na上昇、体重減少等
が見られます。
ちなみに海水で溺れると…
海水のほうがナトリウムが濃い ⇒ 体から水分が抜ける ⇒ 輸液管理が必要
となります。溺れた後は、肺炎が生じやすいことも覚えておければ尚良いですね。
高張性脱水(水欠乏性脱水)の原因と症状覚え方は?
校長先生(高張性脱水)が水不足で脱水。狡猾(口渇)な女房(乏尿)、両肘(尿比重)なんと(血清ナトリウム)上昇!
これで高張性脱水の原因と症状を一気にまとめて覚えてしまいましょう。
覚える数が多いので、混乱するかもしれませんが校長先生と口渇な女房をセットで思い出せるように出来たらいいですね。