不整脈(頻脈・徐脈)の心拍数
不整脈とされる心拍数は以下のとおりです。
○頻脈 → 心拍数1分間に100回以上
頻脈を起こす原因には
心機能亢進状態、出血性ショック、敗血症性ショック、貧血
などがあります。
○徐脈 → 心拍数1分間に60回未満
徐脈を起こす原因には
神経原性ショック、迷走神経緊張状態、ジギタリス中毒
などがあります。
不整脈、徐脈がある場合は1分間の正確な心拍数の値を測定する必要があります。
なお、緊張や運動によっても心拍数は増加しますが、これは体の生理現象から来る脈拍増加であり、頻脈とは言いません。
不整脈(頻脈・徐脈)の心拍数覚え方は?
ひんぴゃく!(頻脈は100回/分以上)じょろー!(徐脈は60回/分未満)
覚える事柄がかなり単純なものなので、語呂もシンプルなものです。というか、「ひんぴゃく」は元々無い言葉ですし、語呂というよりも全体を短縮化した文章ということで覚えてみてくださいね。