乏尿、無尿、多尿の数値
通常の尿量は、1日1,000~1,500mlとなっています。
上記数値より
・大幅に少ない場合を乏尿(ぼうにょう)
・極端に少ない場合を無尿(むにょう)
・多い場合を多尿(たにょう)
と言います。
それぞれの数値は以下のとおりです。
・乏尿 → 1日400ml以下
・無尿 → 1日100ml以下
・多尿 → 1日3,000ml以上
乏尿、無尿は水分が体に貯留し、電解質バランスが乱れる他、老廃物の蓄積に繋がります(溢水、高K血症、アシドーシスなど)。そのため、無尿時にはカリウムの投与は原則としてダメです。
試験対策としては、単純に一つずつの単語とその数値の組み合わせを確実に覚えるようにしておきましょう。
乏尿、無尿、多尿の数値の覚え方は?
戦後(1,000~1,500ml)に、ぼよん(乏尿400ml)っは無い(無尿100ml)、たさないと(多尿3,000ml。
これで、平常時の尿量から、乏尿・無尿・多尿それぞれの単語と数値をまとめて覚えることができますよ!勉強中でもトイレは我慢しないようにしましょうねー