WHO式癌性疼痛治療法 鎮痛薬使用の5原則
WHO式癌性疼痛治療法はWHO(世界保健機構)により定められた患者をがんの痛み、苦痛から解放するための治療戦略を示したものです。
WHO方式癌性疼痛治療法によりがん患者の痛みの8~9割を減らすことができるとされています。
WHO式癌性疼痛治療法では鎮痛薬使用の5原則が次のように定められています。
1.経口的に(by mouth)
2.時刻を決めて規則正しく(by the clock)
3.除痛ラダーにそって効力の順に(by the ladder)
4.患者ごとの個別的な量で(for the individual)
5.その上で細かい配慮を(with attention to detail)
試験対策としては、上記の文言を一字一句違わず覚える必要は無いので(マークシート方式であれば)、大体の意味と冒頭の言葉を確実に覚えるようにしておきましょう。
WHO式癌性疼痛治療法 鎮痛薬使用5原則の覚え方は?
ケイコ(経口的に)時刻を(時刻を決めて規則正しく)女中ライダー(除痛ラダーにそって効力の順に)と患者の(患者ごとの個別的な量で)その上で(その上で細かい配慮を)。
この語呂では、5原則の全文を暗記することは出来ませんが、冒頭の言葉は覚えることが出来ますので思い出すときの取っ掛かりにしてみてくださいね。