主な抗インフルエンザ薬
抗インフルエンザ薬の主なものは以下のとおりです。
・オセルタミビルリン塩酸(タミフル)
・ザナミビル水和物(リレンザ)
これらはノイラミニダーゼ阻害薬の一種となり、ウイルス・ノイラミニダーゼを抑制する作用があります。
タミフルは抗インフルエンザ薬としては、多く用いられ高い効果が期待できますが、10歳代の患者へ投与することで異常行動が報告される事例があったため、現在では原則として投与を控えるようになっています。
そして、小児に対してはアセトアミノフェンを用いる。
*NSAIDsは小児に対しては禁忌。またタミフルも10歳未満の場合も一般的には用いられていない。
試験対策としては、成人と小児それぞれで主として用いられる抗インフルエンザ薬3種の名称は確実に抑えるようにしましょう。
主な抗インフルエンザ薬の覚え方
インコ(抗インフルエンザ薬)を押せる民(オセルタミビルリン塩酸・タミフル)は、THEナミ(ザナミビル水和物)とリレー(リレンザ)で子ども(小児)は汗と網(アセトアミノフェン)。
これで、抗インフルエンザ薬を成人2種、小児1種をまとめて覚えることができますよ。あくまでも主となる抗インフルエンザ薬なので、その他ペラミビル水和物(ラピアクタ)、ラニナミビルオクタン酸エステル水和物(イナビル)などもあります。試験対策としては主となるものだけで、大丈夫だとは思いますが余裕があれば頭の片隅にでも入れておきましょ~