骨折時の症状
骨折した場合、以下の症状が主に発生します。
・疼痛…不快感を伴う痛み等
・圧痛…圧迫されて生じる痛み
・腫腸…腫れた状態
・変形…骨が曲がるなどの状態
・異常可動性…関節が無い箇所が骨が動く状態
・轢音(れきおん)…骨がこすれる音
・近接関節の機能障害…骨折部位の近くの関節機能に障害が生じる状態
その他の症状としては、骨折の合併症として、神経障害、皮膚障害、血管障害などが生じることがあります。
看護師は筋肉、臓器への損傷がある場合もあるので受傷直後は全身状態も合わせて観察する必要があります。
骨折時の症状の覚え方は?
コツコツ(骨折)と打つ(疼痛)と熱い(圧痛)と主張(腫腸)、変形(変形)イカどう?(異常可動性)歴史(轢音)鑑賞(近接関節の機能障害)。
これで骨折により起こる主な症状を一気に覚えてしまいましょう。
骨折の症状として“痛い”とか“腫れる(腫脹)”は分かりやすくて、わざわざ覚えなくても大丈夫かもしれないのでその場合は、後半の「変形イカどう?歴史鑑賞。」だけ覚えるという形にしてもいいと思いますよ~
⇒ 骨折から生じる主な合併症の覚え方
⇒ 骨折で障害される神経の覚え方
⇒ 骨盤、大腿骨骨折時の注意点覚え方
⇒ 不完全骨折の種類覚え方
⇒ 長管骨の骨折の種類覚え方
⇒ 骨折の基礎知識覚え方