骨折から生じる主な合併症
骨折から生じる主な合併症としては以下があります。
・感染(開放骨折の場合)
・内臓損傷
・脂肪塞栓症
・阻血性骨壊死
骨折による外傷後(主に、大腿骨などの長管骨骨折)、意識がある状態から意識障害を起こした場合、脂肪塞栓症が疑われます。脂肪塞栓症は高次脳機能障害となることもあり、重篤な合併症です。
以上の合併症は、あくまでも主なもので骨折により静脈、動脈、神経が損傷される可能性があるため様々な合併症が生じる可能性があります。
試験対策としては、主なものとして上記の4つ程度は最低限覚えておきましょう。
骨折から生じる主な合併症の覚え方は?
コツ(骨折)が感染(感染)はないぞー(内臓損傷)。死亡即戦力(脂肪塞栓)でそっけない絵師(阻血性骨壊死)。
これで骨折から生じる主な合併症を覚えることができますよー
感染と内臓損傷は、骨折が引き起こす合併症としては比較的イメージしやすいと思うので、脂肪塞栓症と阻血性骨壊死を重点的に覚える形でもOKだと思います!
⇒ 骨折で障害される神経の覚え方
⇒ 骨盤、大腿骨骨折時の注意点覚え方
⇒ 骨折時の症状の覚え方
⇒ 不完全骨折の種類覚え方
⇒ 長管骨の骨折の種類覚え方
⇒ 骨折の基礎知識覚え方