器質性尿失禁の種類
尿失禁には、器質性尿失禁と機能性尿失禁があります。
この内、機能性尿失禁というのは膀胱の疾病とは関係が無い形で失禁することです。例えば、体の機能低下でトイレに行くまで時間がかかり失禁する場合や、認知症になりトイレの場所を思い出せなくなり失禁する場合などです。
そして、器質性尿失禁は膀胱の疾病等が原因となる失禁で、今回は器質性尿失禁の種類について見ていきます。
器質性尿失禁は以下のとおりです。
・腹圧性尿失禁…咳やくしゃみのはずみで起こる。
・切迫性尿失禁…膀胱が過敏状態になる。
・溢流性尿失禁(いつりゅうせい)…意思とは関係なく尿が少しずつ出てしまう。
・反射性尿失禁…膀胱に尿が溜まった状態でも尿意を感じず、失禁が起こる。
・真性尿失禁…尿道括約筋不全が原因で起こる。
試験対策としては、上記の5種類全ての名称を覚えておくようにしましょう。
器質性尿失禁の種類覚え方は?
失禁はいつ(溢流性)反射(反射性)、親切(真性・切迫性)なフック(腹圧性)。
以上で、器質性尿失禁5種類をまとめて覚えられます!名称から、その意味も何となくでも把握できると思うので、それぞれの意味も思い出せるようにしておきましょー