中心静脈栄養法で使用する血管
中心静脈栄養法は、口から栄養を摂取できないときに、心臓に近い中心静脈からカテーテルで栄養を補給する方法のことです。TPN(Total Parenteral Nutrition)と略されます。
なお、口から栄養を摂取できない患者だけではなく、口から栄養は摂取できるが消化管を休める必要が生じた患者に利用される場合もあります。
この中心静脈栄養法では下記の静脈を使用します。
・鎖骨下静脈
・内頸静脈
・大腿静脈
上記の心臓に近く太い静脈を使用することになります。位置は名称から大体わかると思いますが念のためイラストで確認しておきましょう。
試験対策として、上記の3つの静脈は全て覚えておきましょう。ちなみに「内頸静脈」は「ないけいじょうみゃく」と読みますよ。
中心静脈栄養法で使用する血管の覚え方は?
中心静脈栄養法は大体(大腿骨)鎖骨(鎖骨)で泣け(内頸静脈)。
これで中心静脈栄養法で使用される中心静脈の名称をまとめて覚えてしまいましょう。