採血の基礎知識
採血時に穿刺する部位としては、一般的には肘正中皮静脈となります。肘正中皮静脈は患者さんにとって疼痛が少ないために選ばれます。
穿刺時は、抹消側から刺入角度を15~20°とする。
採血時には、穿刺部位の10センチ程度上(中枢側)に駆血帯を巻く必要があります。このときの駆血時間は1分以内にしないと血液成分が変化する可能性があります。
穿刺後は、
駆血帯を外す→針を抜く→圧迫止血する(揉まない)
という手順を踏みます。
駆血帯を外す前に針を抜くと、血液が刺した部位から大量に出てくるのでこの順番は間違えないように!
試験対策としては、一連の流れを抑えるようにしておきましょう。
採血の基礎知識の覚え方は?
採血は中世(肘正中皮静脈)、侵入イチゴ(刺入角度15~20°)に1分(駆血時間1分)。
以上で、採血の手順の中でも覚え辛い静脈名や刺入角度などを覚えてしまいましょう。その他、細かく覚えることは多いですが、一連の流れをイメージすれば比較的覚えやすいと思いますよ!