罨法の種類ごとの目的
罨法というのは、特定の部位又は全身を温めたり冷やしたりすることで、症状の改善を図る治療法です。温める場合を“温罨法”、冷やす場合を“冷罨法”と言います。
温罨法と冷罨法では以下のとおり異なります。
・温罨法の目的…産物の代謝、刺激の鎮静、保温
温罨法は温湿布、部分入浴、湯たんぽ、電気毛布等を用いて行う。
・冷罨法の目的…血管収縮作用、疼痛緩和、止血
冷罨法は令湿布、氷枕、氷嚢等を用いて行う。
試験対策としては、温罨法と冷罨法それぞれの目的を覚えるようにしておきましょう。それぞれで用いる道具等は特に意識しなくても覚えやすいと思います。
罨法の種類ごとの目的覚え方は?
温罨法は賃貸法(鎮静・産物の代謝・保温)
冷罨法は突貫(疼痛緩和)で止血(止血)収縮(血管収縮作用)
以上で、温罨法と冷罨法それぞれの目的を覚えましょー 温罨法で“保温”の効果があるのは当たり前のことなので、温罨法は「賃貸(鎮静・代謝)」だけで覚えてもOKだと思いますよ。