骨肉腫の症状と病態は?
骨に生じる癌の一種。原発性悪性腫瘍の中で最も多く、大腿骨下端と脛骨上端の骨幹端部に好発します。
*まれに骨以外に生じる場合もあります。
血行性肺転移が極めて多く、予後不良です。
かつては、5年後生存率が30~40%程度と低く、四肢に発生した場合は四肢を切断するという処置がされていました。現在では化学療法等の進歩により大幅に生存率が向上しており、四肢を切断することなく(骨を切除した場合は、人口骨を埋め込む)、化学療法や補助療法により治療されます。
試験対策としては、好発する場所である「大腿骨下端」「脛骨上端」と、血行性肺転移が多いことを抑えておきましょう。
骨肉腫の症状と病態の覚え方は?
だいたい下の方(大腿骨下端)とケイコの上(脛骨上端)。
けっこうハイティーン(血行性肺転移)が多い。
以上で、3つの重要単語を確実に覚えるようにしましょう。