骨盤、大腿骨骨折時の注意点
骨盤、大腿骨骨折時は大量出血の危険があるため、循環血液減少性ショックに注意する。特に骨盤内には多くの臓器や血管があるため、骨折により大量出血を起こす可能性があります。
大量出血により、循環血液量が低下することで、血圧低下、頻脈、脈拍微弱、尿量低下が起こります。このようなときは、早期の止血、輸液、輸血を必要とします。
なお、大腿骨骨折はその骨折部位によって「大腿骨頸部骨折」「大腿骨転子部骨折」「大腿骨転子下骨折」と分類されます。高齢者が大腿骨を骨折すると、寝たきりに繋がる可能性があるので早期の手術が必要となります。
骨盤、大腿骨骨折時の注意点覚え方は?
骨盤は大体(骨盤・大腿骨)、純潔ショック!(循環血液減少性ショック)
語呂がかなーり短いので、覚えやすいと思います!
単純に「ショック状態となる可能性がある!」と覚えておくだけでも、試験では対応可能な場合が多いと思いますよ~
⇒ 骨折から生じる主な合併症の覚え方
⇒ 骨折で障害される神経の覚え方
⇒ 骨折時の症状の覚え方
⇒ 不完全骨折の種類覚え方
⇒ 長管骨の骨折の種類覚え方
⇒ 骨折の基礎知識覚え方