バイタルサインの基準値
「バイタルサイン」というのは看護・医学の現場で使われる医学用語で、生命徴候という意味があります。簡単に言えば「生きているサイン」という意味となります。
バイタルサインの中でも看護の現場で使われる場合(バイタルサインの測定)は、血圧・脈拍・呼吸数・体温の4つを指します。
今回はこの4つの中でも覚え辛い血圧・脈拍・呼吸数について年代ごとの基準値を紹介します。
血圧 | 脈拍 | 呼吸数 | |
新生児 | 60~90/30~50 | 120~140 | 30~60 |
乳児 | 80~90/60 | 100~120 | 30~40 |
幼児 | 90~100/60~65 | 90~110 | 20~30 |
学童 | 100~110/60~70 | 80~90 | 18~20 |
成人 | 100~130/60~85 | 60~80 | 12~18 |
*脈拍・呼吸数は1分あたり。
以上のとおり、年代ごとにかなり細かく数値があり、更に数値に幅もあるため覚えるのが難しいものとなっています。
バイタルサインの基準値の覚え方は?
・新生児ケツはムクなサンゴ(60~90/30~50)、脈は自由に重視(120~140)、呼吸はサブロク(30~60)。
・乳児ケツは焼くんだろう(80~90/60)、脈は秘薬自由に(100~120)、呼吸は三枝(30~40)。
・幼児ケツは苦闘ロー老後(90~100/60~65)、脈は苦渋の110番(90~110)、呼吸はにーさん(20~30)。
・学童ケツは秘薬110番は空しい(100~110/60~70)、脈を焼く(80~90)、呼吸はじーやに(18~20)。
・成人ケツはとー父さん牢屋後(100~130/60~85)、脈も牢屋(60~80)、呼吸は自由に富山(12~18)。
以上です!
一度に覚えようと思うと語呂とはいってもかなり大変なので、年代ごとに一つずつ覚えていくと良いと思いますよ。
血圧だけは年代が上がるごとに、数値がUPします。脈拍と呼吸数は年代が上がることに数値がDOWNします。語呂と一緒に覚えておきましょー!