治療時の体位種類
治療時の体位として主なものは次のとおりです。
<膝胸位(しっきょうい)>
床面に胸をむけて、膝を立てた状態で殿部(臀部)を持ちあげた状態。
肛門の診察などで利用される。
<砕石位>
仰向けになり、膝を曲げて開脚して持ち上げた状態。
尿管結石の手術時や、産婦人科の診察で利用される。
<半腹臥位(シムス位)>
うつ伏せになり、左右どちらかの膝をあげ左右の膝の間に枕、クッション等を挟んだ状態。
<骨盤高位>
頭部を低く仰向けになった状態。
大量出血やショック時に利用する。
<ジャックナイフ位>
うつ伏せで腰の部分で折れ曲がった状態。
肛門部や仙骨部の手術で利用する。
<半坐位>
上半身を40~60度の角度で起こした状態。
以上が主な治療時の体位となります。試験対策としては全ての体位名称を覚えるようにしておきましょう。
治療時の体位種類の覚え方は?
体位を骨盤(骨盤高位)で反復(半腹臥位)する犯罪(半坐位)で説教(膝胸位)、最盛期(砕石位)はジャックナイフ(ジャックナイフ位)。
これで体位6種類の名称をまとめて覚えることができますよ!