経管栄養法の基礎知識
経管栄養法は、口から栄養を摂取できない(食事ができない)場合に、管を通して鼻や胃から栄養補給する方法のことです。
主に鼻から胃へ管を通す、経鼻栄養法と、胃に直接管を通す胃瘻栄養法があります。
栄養剤は常温~体温くらいに温めて注入します。栄養剤の注入後は次の手順を踏みます。
①微温湯20~30ml注入
↓
②空気20~30ml注入
↓
③患者は30~60分半坐位を保つ
栄養剤が逆流しての誤嚥等を防ぐために、注入後に30~60分間は半座位の姿勢を保つ必要があります。
試験対策としては①~③の手順と栄養剤を常温、体温くらいに温めることを覚えておきましょう。
経管栄養法の基礎知識覚え方は?
経管栄養はビヨンっと(微温湯)空気(空気)の兄さん(20~30ml)、山麓で犯罪(30~60分は半座位)。
これで、上記の①~③の手順を覚えることができますよ。あとは栄養剤を注入前に常温、体温くらいに保つことも覚える必要がありますので合わせてチェックしておきましょう。