直腸検温法の基礎知識
直腸検温法は、体温測定にあたって口腔検温法・腋窩検温法よりも外部環境の影響を受けにくいため一番高い測定値となります。
直腸検温法では…
乳児2~2.5㎝
成人5~6㎝程度の深さで体温計を挿入します。挿入するときは側臥位かシムス位で行います。
測定時間は5分間(実測式)です。
以上は最低限の基礎知識となりますので、確実に覚えるようにしておきましょう。
なお、直腸検温法は便が滞留しているとき、体動が激しいとき(粘膜を傷つける可能性がある)、直腸に疾患があるときは行わないようにする必要があります。
直腸検温法の基礎知識覚え方は?
直腸検温法は乳児の不二子(乳児は2~2.5㎝)、成人語録(成人は5~6㎝)。
直腸検温法は即買い(側臥位)シムシティ(シムス位)のゴブリン(5分)。
以上で、直腸検温法の基礎知識を覚えてしまいましょう。
腋窩と口腔の検温時間と一緒に覚えてしまってくださいね。