低カルシウム血症(低Ca血症)とは?
血清中のカルシウム濃度が低下した状態で、4mEq/l以下のカルシウム濃度となった状態のこと(基準値は4.3mEq/l~5.1mEq/l)。
治療はビタミンDやカルシウムの投与を行います。
原因としては、副甲状腺機能の低下、ビタミンDの欠乏(摂取不足)、慢性腎不全などがあります。
主な症状としてはテタニー(手足、口唇のしびれ)がある。その他の症状もありますが、看護師国家試験対策としてはテタニーを確実に抑えておきましょう。
重症になると精神障害や、全身痙攣、喉頭痙攣などの症状が発生すします。
低カルシウム血症(低Ca血症)の特徴覚え方は?
とても簡単なものですが、
4ミリ(4mEq/l以下)出たにー(テタニー)
以上で、低カルシウム血症とされる血清中のカルシウム濃度と、その症状(テタニー)をひとまとめにして覚えてしまいましょう。
更に余裕があれば、基準値となる4.3mEq/l~5.1mEq/lも覚えておくと理想的です。