典型7公害とは?
まず、公害が何か?というのは環境基本法という法律に次のように書かれています。
「環境の保全上の支障のうち、事業活動その他の人の活動に伴って生ずる相当範囲にわたる大気の汚染、水質の汚濁、土壌の汚染、騒音、振動、地盤の沈下及び悪臭によって、人の健康又は生活環境に係る被害が生ずることをいう。」
そして、典型7公害というのは、上記の法律に列挙されている7つの公害を指します。抜き出して列挙すると…
・大気汚染
・水質汚染
・土壌汚染
・騒音
・振動
・地盤沈下
・悪臭
となります。
試験対策としては、以上の知識を抑えておけば問題ありません。ただし、上記はあくまでも法律で規定された公害というだけなので、一般的には薬害や、交通公害なども公害の一種とされることもあります。
典型7公害の種類覚え方は?
水・土(水質汚染・土壌汚染)は待機(大気汚染)。
自分(地盤沈下)と握手(悪臭)を送信(騒音・振動)。
以上で典型7公害をまとめて覚えるようにしましょう。最後の「送信」は2つの公害を含んでいるので注意してくださいね。