閉塞性黄疸の原因と上昇するビリルビン
閉塞性黄疸は、胆道(総胆管、総肝管)の閉塞により起こる黄疸です。
胆道の閉塞により、直接ビリルビンが排泄されなくなるため(排泄障害)、排泄されない直接ビリルビンが上昇します。
閉塞性黄疸では超音波検査で総胆管、総肝管などの拡張が見られます。
治療は、内視鏡的胆道ドレナージ(EBD)、経皮的経肝胆管ドレナージ(PTBD)により行われます。
試験対策では、閉塞性黄疸という名称と、その原因、上昇するビリルビンの種類を抑えるようにしましょう。
閉塞性黄疸の原因と上昇するビリルビンの覚え方は?
へそくせー横断(閉塞性黄疸)。ハイハイ障害(排泄障害)は直接ビール瓶(直接ビリルビンが上昇)。
これで、試験対策として最低限抑えておきたい基礎知識をまとめて覚えることが出来ますよ! その他の黄疸と混同したりしないように(特に上昇するビリルビンの種類)しましょうね。
もっと簡略的に覚えたいときは「へそくせー障害。直接ビール瓶。(閉塞性黄疸 → 直接ビリルビン)」だけでも抑えておきましょう。