長管骨の骨折の種類
長管骨というのは手足の骨の総称となります。この長管骨の骨折する部位により、以下のとおり3種に分類されます。
・骨幹部骨折…骨の中央あたりの骨折。
・骨幹端部骨折…骨幹部の端(両端ふくらみの手前)あたりの骨折。
・骨端部骨折…骨の両端部分(両端のふくらみ部分)あたりの骨折。
それぞれの名称が似通っていて、かなり紛らわしいと思います。覚えるときは、それぞれの名称と位置を覚えるようにしておきましょう。
なお、長管骨の成長は、骨端軟骨で行われます。縦方向への成長は骨端軟骨、横方向へは骨膜となります。こちらも過去に看護師国家試験で出題されたものなので、要チェックです。
長管骨の骨折の種類覚え方は?
長管(長管骨)コッカン(骨幹部骨折)は簡単(骨幹端部骨折)、多分骨折(骨端部骨折)。
以上で、長管骨の骨折場所による骨折名称を覚えていきましょう。それぞれが似た名前ですが、一番特徴的な部分を取り出して語呂にしていますので語呂だけでも何となくイメージが出来ると思いますよ~
⇒ 骨折から生じる主な合併症の覚え方
⇒ 骨折で障害される神経の覚え方
⇒ 骨盤、大腿骨骨折時の注意点覚え方
⇒ 骨折時の症状の覚え方
⇒ 不完全骨折の種類覚え方
⇒ 骨折の基礎知識覚え方