創傷治癒過程
創傷とは、様々な原因で出来た損傷(傷)を表す創傷です。
そのため、ナイフでついたような切り傷も、咬まれることで出来た咬創も、針などで出来た刺し傷も全て“創傷”ということになります。
創傷は以下のような過程を経て治癒します。
1 血液凝固期
2 炎症期
3 増殖期
4 成熟期
細胞の増殖を促して、早期に治癒させるためにはドレッシング剤(ハイドロサイトなど)で覆って創部を湿潤させることが必要です。
なお、創部は消毒せず洗浄するだけに留めることもあります(明らかな土、泥などによる創汚染などの時は別です)。
試験対策としては、それぞれの過程が意味するところはある程度の把握に留めて(覚えられれば理想的ですが…)、治癒過程とその順番を確実に抑えられるようにしておきましょう。
創傷治癒過程の覚え方は?
早朝(創傷)は御苑(血液凝固期・炎症期)を造成(増殖期・成熟期)。
かなーり短い語呂なので、結構簡単に覚えられると思いますよ!
ちなみに「御苑」は皇室所有の庭園のことみたいです(byデジタル大辞泉より)。