創傷の治癒遅延因子
創傷の治癒遅延因子として主なものは以下のとおりです。
・低酸素
・低栄養
・ビタミン欠乏
・微量元素欠乏…必須微量元素である亜鉛、銅などの欠乏
・高血糖
・感染
・循環不全…血液の循環量、質が不足する状態
日常的に経口で食事を摂ることが困難であったり、高血糖が続く状態であったり、全身状態が悪かったりすると傷はなかなか塞がらないということになります。そのため、血液データと併せて創傷の状態を観察する必要があります。
試験対策としては、上記の遅延因子を全てまとめて覚えるようにしておきましょう。
創傷の治癒遅延因子の覚え方は?
低いAさん(低栄養・低酸素)高潔(高血糖)でかーさん(感染)ビンタ(ビタミン欠乏)が准看護師(循環不全)の美容源(微量元素欠乏)。
これで創傷の遅延因子をまとめて覚えましょう~
とはいっても、低栄養とか、低酸素、ビタミン欠乏などは覚えるまでも無く「そりゃ遅延因子になるでしょー」という感じなので、その他の覚え辛いところを重点的に記憶するようにすると良いですよ。