敗血症ショックの仕組み
敗血症とは本来は無菌であるはずの血液中に菌がいる状態のことで、敗血症が重症化し、臓器不全が生じて起きるショック状態です。
敗血症ショックでは突然の血圧低下、38.0℃以上の発熱、呼吸不全が見られます。
また、皮膚は温かく(ウォームショック)、進行すると冷たくなる(コールドショック)。いち早く抗菌薬の投与を行う必要があります。
敗血症ショックの仕組み覚え方は?
対決ショー!(敗血症ショック)暑くて(発熱)象が憮然!(臓器不全)
以上で、敗血症ショックの仕組み(機序)を覚えてしまいましょう。
敗血症ショックは、その原因が敗血症なので他のショックと比較すると非常に覚えやすいと思います。なので、覚えること言っても、“発熱すること”と“臓器不全”の2つのキーワードくらいで比較的抑えやすいですね(あくまでも最低限の試験知識としてという意味です)。