肺結核の看護の基礎知識
以下にあてはまる場合は、結核菌に感染しやすいので注意する必要があります。
・高齢者
・長期透析患者
・副腎皮質ステロイド使用患者
・免疫抑制薬使用患者
・糖尿病患者
・胃潰瘍患者
肺結核は、昭和25年までは死亡原因の1位となるほど流行っており国民病とも言える状態でしたが、現在は治療方法も確立されており、感染者も減っています。
ちなみに、「感染=発病」では無く、感染しても抵抗力が強い場合は発病しないままのこともあります(10人に1人程度が発病するとされている)。
なお、発病した患者はサージカルマスクを着用し、医療従事者(医師・看護師等)はN95マスクを着用して医療、看護にあたります。
N95マスクを着用した看護師は、マスクと皮膚に隙間が生じて息が漏れていないかチェック(ユーザーシールチェック)をする必要があります。
肺結核の看護の基礎知識覚え方は?
結核は、ちょっと(長期透析患者)高齢者(高齢者)は福神漬(副腎皮質ステロイド使用患者)に免疫(免疫抑制薬使用患者)と女房(糖尿病患者)が痛いよー(胃潰瘍患者)。
結核は患者は3時(患者・サージカルマスク)、看護師泣く午後(看護師・N95マスク))
かなーり長い語呂になっていますが、感染しやすい場合と、マスクの語呂を別々に覚えれば大丈夫だと思いますよー!