肺結核の主な治療薬5種
肺結核で用いられる主な治療薬は以下の5種となります。
・イソニアジド(INH)
・リファンピシン(RFP)
・ピラジナミド(PZA)
・エタンブトール塩酸塩(EB)
・ストレプトマイシン塩酸塩(SM)
以上の治療薬について、一般的には次のように用いられます。
<最初の2カ月の投薬>
イソニアジド(INH)、リファンピシン(RFP)、ピラジナミド(PZA)、エタンブトール塩酸塩(EB)
<2ヶ月目~6ヶ月目)
イソニアジド(INH)、リファンピシン(RFP)
以上の治療方法で、以前は数年はかかっていた治療が6カ月程度で終えることが可能になっています。また、当初は排菌があり結核病棟に収容されたいたとしても、投薬治療によって2~3カ月程度で結核菌の活動が抑えられて排菌されなくなるため、以後は外来での治療も可能となります。
肺結核の治療薬5種の覚え方は?
急いで(イソニアジド)リファン(リファンピシン)。ピラ(ピラジナミド)へダンプ(エタンブトール)がストレート(ストレプトマイシン)。
治療薬の名称がかなり独特なものが多いので、覚え辛いのですが、冒頭2文字をまずは確実に覚えるようにしてみてください。語呂を完璧に覚えるのを先にして、全部覚えるのは後回しでもOKだと思います。まずは、思い出すことが出来るようするのを優先しましょう。