2015-09-01から1ヶ月間の記事一覧
ナイアシンの働きと欠乏症状 ナイアシンは水溶性ビタミンに分類されるビタミンの一種です。 主な働きは「糖質・脂質」の代謝です。 主な欠乏症状はペラグラ。 ペラグラは、代謝内分泌疾患で症状としては ・嘔吐 ・口内炎 ・下痢 ・光線過敏 などがあります。…
ビタミンB2の働きと欠乏症状 ビタミンB2は水溶性ビタミンに分類されるビタミンの一種です。別名として「リボフラビン」と表記されることもあります。 ビタミンB2の主な働きは ・脂質 ・蛋白質 ・糖質 以上の代謝です。 主な欠乏症状は ・口角炎 ・脂漏性皮膚…
ビタミンB1の働きと欠乏症状 ビタミンB1は水溶性ビタミンに分類されます。ビタミンB1ではなく、「チアミン」と表記される場合もありますが、同じものなので注意しましょう。 ビタミンB1の主な働きは ・糖質代謝 ・神経細胞の機能維持 です。 主な欠乏症状は …
ビタミンKの働きと欠乏症状 ビタミンKは脂溶性ビタミンで、ビタミンの一種です。 このビタミンKの主な働きは血液凝固因子の生合成です。 主な欠乏症状は出血傾向となります。 出血傾向…出血しやすく、出血が止まりにくい状態のこと。 ビタミンKを摂取できる…
ビタミンEの働きと欠乏症状 ビタミンEは脂溶性ビタミンで、ビタミンの一種です。 その主な働きは抗酸化作用です。 また、主な欠乏症状は未熟児における溶血性貧血となります。 ビタミンEの抗酸化作用の働きによって、体内の酸化による老化を防ぐとされていま…
ビタミンAの働きと欠乏症状 ビタミンAは脂溶性ビタミンに分類されるビタミンの一種です。 ビタミンAの主な働きは、 ・視覚 ・上皮組織 以上の機能維持です。 主な欠乏症状は夜盲症です。 試験対策のための知識としては、こんなところを抑えておきましょう。 …
ビタミンDの働きと欠乏症状 ビタミンDは、脂溶性ビタミンに分類されるビタミンの一種です。 ビタミンDの働きは、 ・カルシウム(Ca)、リン(P)の吸収増加。 となります。 ビタミンDが不足することによる欠乏症状は次のとおりです。 ・くる病 ・骨軟化症 ・骨…
糖質を分解する消化酵素4種 糖質を分解する消化酵素は以下の4種となります。 ・アミラーゼ(膵臓、口腔で分泌される) ・マルターゼ(腸で分泌される) ・ラクターゼ(腸で分泌される) ・スクラーゼ(腸で分泌される) 以上の4種は確実に覚えるようにしてお…
蛋白質を分解する消化酵素 蛋白質を分解する消化酵素は以下の3種となります。 ・ペプシン(胃で分泌される) ⇒ 蛋白質を分解し、ペプトンにする。 ・トリプシン(膵臓で分泌される) ⇒ 蛋白質やペプトンを分解し、ポリペプチドやオリゴペプチドにする。・ア…
脂質を分解する消化酵素 脂質を分解する消化酵素は「リパーゼ」です。 リパーゼは口腔、胃、膵臓、腸で分泌されます。 リパーゼは、口腔内の分泌は少なめで胃と膵臓で多く分泌されます。 脂質を分解する消化酵素として覚えておくのは、リパーゼの一択なので…
小腸・大腸の働きと基礎知識 ●小腸 小腸は十二指腸、空腸、回腸からなる消化管の一つです。 位置は、胃の少し下あたりで、グルグルーと大腸等がある真ん中あたりにありますますのでイメージできれば覚えやすいと思います。 小腸の働きは次のとおりです。 ・…
肝臓の働きと基礎知識 肝臓は人間が持つ内臓の中では、一番大きく腹部右上に位置します。正面から見ると、胃のカーブしているラインに乗っかっているような位置なので、胃にのっかってるってイメージすれば位置は覚えやすいと思います。 肝臓が果たす働きは…
膵臓の働きと基礎知識 膵臓は胃の下あたりに位置する内臓です。膵臓は全体の5%程度がランゲルハンス島で、残りは外分泌部となります。 ランゲルハンス島は、名称からも想像がつくかもしれませんが、膵臓の中で「島」の形をした細胞です。そして、ランゲルハ…
延髄の基礎知識 延髄は脳幹を構成する部位の一つで、脳幹の中では一番に位置します。 脳幹は、中脳・橋・延髄から構成されていますので、この3部位の位置も出来れば覚えておきたいところです。 *広義の脳幹を指す場合は、間脳を含み4部位となります。細かい…
胃の働きと基礎知識 胃は、消化管の一部で、食道の次にあります。 その働きは次のとおりです。 ・胃壁から胃酸を分泌して、食物を殺菌、ペプシンにより消化する。 ・蛋白質、脂質を分解する 間違えやすいところですが、「胃酸=殺菌」です。「胃酸=消化」と…